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 この冬は大半の時間アルベニスと一緒に過ごしてる。

この作曲家の書く作品はとにかく触覚に訴える。『イベリア』や『ナヴァーラ』のそこかしこに撒き散らされてる手の左右の交差は、譜読みの面倒くささとは裏腹に、和声構造を手の置き方で示してくれるので、たとえば複雑珍妙な内声もスラスラと腹に入れることができるし、和音ごとに肝になっている音もすぐ突き止められる。それを弾いてみると、こんどは手の交差が和声の透明な響きとして作用する。右手で一気に弾くのではなく、真ん中の音だけ左手で弾いてもらう……たったそれだけなのだけど、その効果は絶大。要するに打鍵のための力を巧妙に操作しているわけだ。このあたりに、アルベニスがとても厳格な和声の教育を受けたらしいことをうかがわせる(たぶんその教育は、ダブルシャープ/ダブルフラットの濫用、臨時記号規則の墨守という副作用もともなっているはず)

アルベニスは、たとえばバッハ、ベートーヴェンワーグナーなどといった作曲家たちの系譜とは外れる。近い作曲家といえばおそらくリストやショパンだが、むしろたぶんスカルラッティをその祖先として見出した方がいい。観念的な音響空間のなかで聴くのではなく、どちらかというと音響を手の感触で感じていくタイプの作曲家たちの系譜。そう考えるとジャンケレヴィッチが『遥かなる現前』でしばしばムソルグスキーの名前を併記しているのは合点がいくところ。アルベニスムソルグスキーは、触覚という点では光と闇の関係にあるようにおもう。音を指先との接点において際立たせるアルベニスと、指先を網膜のようにして音(楽)を視ようとするムソルグスキー。個人的には演奏のヴィルトゥオジティについて考えようとするときは、この点にしか興味が湧いてこない。そしてその観点は、特に第二次大戦以降急速に忘れられている気がしてならない。(高橋悠治のような際立った例外がいるにしても。)僕の音楽的鉱脈はどうやらこの辺にあるらしい。

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Amazonで宅配してもらうより、ヨドバシカメラで注文して店舗受け取りを使うほうが何かと良いことに気づいた。生活圏にヨドバシカメラがあることをもっと有効活用するべきなんだな。

* 毎年恒例アワアワする秋冬の到来。半月に1つ以上の〆切を抱えて4月まで突っ走っていくことになった。毎年計画は立てるが、大小さまざまなレベルの失敗がおきるごとに、脇腹を刺されたくらいの痛みを感じる。で、引きずる。今年はもう最初から最悪を想定しておくようにした。ぜんぶ達成できないオレ。本当にそうなったら海岸で禊でもするかなにかするか。

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バタバタと過ごしてるあいだに夏が終わり、挿し木して2年目のポトス各位がすごいことになってきた。盛ってる。しかも見た目が悪い……。もう秋だし今からいじるのは怖いから、ごまかしながら来年の春まで我慢するしか。

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今年はMaxに向かう年。梅雨明けから腰を据えて取り組んでる。

これはWatts-Strogatzモデルを実装しようとしているところ。数IIIまで習ったものの全部あやふやな僕なので、ヒーヒー言いながらグラフ理論を入門して幸いまだ絶命には至っていない。左のパッチでネットワークを生成し、後に繋ぐオブジェクト(probとかcollとか)用に加工して出力。右は出力されたネットワーク(辺リスト)を分析してノードとエッジと置換されたエッジの数(確率)を報告させる。まだまだ動作が不安定だけれど、いちおう実演で使えるくらいにはなってきた、はず。

ここから譜面のリアルタイム生成につなげていきたい。秋にいくつか試演予定で、やや急ぎ足!

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上野公園は連日トレーナーたちが大挙。夜中でも雨でも関係なし。すっかり風景が変わった。あまりにも簡単に人の流れが変わったのでおもしろい。それに自分も紛れてよく公園を徘徊している。順番にポケストップをめぐりながらアイテムを補給しながらのポケモン漁業&孵化のための移動距離稼ぎ。たいていは電池40%でのスタートなので、30分程度。

人が下を向いてポケモンをやりながら歩くようになった、というよりも、ポケモン空間が人間を通して現実空間で見えるようになった、という感覚を持つ。ポケモン空間上のトレーナーの位置が現実空間に人間でマッピングされている。

まどみちおの詩が頭に浮かぶ。「ぼくが ここに いるとき ほかの どんなものも ぼくに かさなって ここに いることは できない」ポケモン以後、これは真っ向から否定される。ARではどんなものも、重なることができる。そうすると空間は二つある。物同士が透過しないで衝突する空間と、透過して重複ができる空間。50匹のピカチュウが全く同じ位置にいることができ、方々からモンスターボールが飛んできて一匹ずつ捕まえることができる。してみるとわれわれは、衝突する世界にいながら透過する世界にアクセスしていることになる。これはどういうことなんだろう。透過する物たちを、衝突する物体を媒介して操作する、とは。

あるいは音楽について考えているのかもしれない、と思う。音楽も音同士は重なることができる。音は衝突しない。透過し重複する音たちを束ねることを和音とかいう。ただし五線上では同じ音の重複をうまく書きあらわすことができない。これも、衝突空間を介した透過空間内の操作のうちに入る。調和という状態は、透過するものたちのあるひとつの秩序を言っているのだろうか。

とかなんとか思いながらいつも上野公園を歩いている。いまのところポケモンの最大の愉しみは、同時に複数の空間に居ることができる、ということだ。

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このブログで継続的に紹介してきたポトスの生長記録、最後が9月だったので現状をとりあえず。079や092あたりと比較すると、大きな葉も出てきたし、ひとつだけやたらに伸びたものもあって、全体的に賑やかになったのがわかる。
ぼくの部屋は殺風景なので(そして多少ゴチャゴチャしてるほうが個人的に落ち着くので、)暖かくなったらまた挿し木をして株を増やして、それから去年できなかった定植にもチャレンジしたい。
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あけましておめでとうございます。
大学近くの弁天様のところで御神籤ひいたら小吉だった。学問・雑念が多すぎる💢、旅行・盗難に注意、と書いてあったので気をつけたい。
ドタバタと過ぎていった去年にも増して、今年は慌ただしく過ぎていきそう。とにかく今年は書くべき曲数がすでに去年の倍以上もあるので!!そのまんま作品で成果の上がる一年にしたいね。
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097

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今年も年末のバタバタが始まってきた。進捗の伸び悩みから日にちの感覚を失って世離れが加速しがちなので、早いとこ部屋をクリスマスモードにしてできるだけ外と同期させていく構え。今年は年賀状を書こう。
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096

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 カメラスキャンすごいね。いまお試し気分でOffice Lensの使い道を探ってみている。iPhone 6のカメラでは大抵のものがある程度鮮明に撮れるので、日常生活で使える幅が広い。思いついた順に、図書館で借りたCDの解説書、楽譜、学校の掲示物、手書きのメモ、コピーした資料、デザインの気に入ったフライヤーなどを次々と撮ってはスキャン。文書の類いはPDF出力でも文字認識してくれるのが何気に強い。起こしたテキストがそのままEvernoteその他外部ソフトに出力できると更にありがたいんだけど、Office Lensと同じくらいの品質でそういうAppが出てこないかな。

 図書館で借りた資料をコピーしてたのは、いくつかはこれに置き換えられそう。若干スキャンに手間がかかるものの、コピー機での作業とかかる時間があまり変わらないのを思うと、費用のかからないこっちで事足りる気がする。スキャンの画質は多少崩れても軽微なものだと思う。

 しかしまあ、こんな手軽にOCRが使えるんだなあ。これ、今後自動翻訳の精度が向上したら、外国語の文章に取り組むハードルが下がるんじゃないか。半端に習得してる言語を自動翻訳と突き合わせて読んでいけば、色々と楽になるような気がする。なんだか未来だわあって漠然とした感想を持ったりした。

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