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参照点 (叢書 言語の政治)

参照点 (叢書 言語の政治)

 

 # 『参照点』を買って早速読んでいる。徒弟の覚書に比べて文章にしなやかさがあって脂がのっているような印象がある。

なにしろ最初の「美学とフェティッシュ」からして、冒頭で音楽を定義した後はひたすらフェティシズムな音楽愛好家たちに向けて罵詈雑言を投げ続け断罪するというパフォーマンスである。ダルムシュタットでの講演録なのだけど、ブーレーズのエンジン全開な論調がおもしろい。

 

#もしかしたら日本に前衛の時代が来るのかもしれない、と想像をすることがある。音楽の世界ではもう少し先かもしれないけれど、これから少しずつ色々な文化の枠のなかで新前衛みたいな動きが起こるような気がする。それも「〜ではない」という否定の形ではなくて、もっと直接的な方法で。こういうと壮大だが、要するに21世紀の中核を支えるような想像力が必要とされていて、2010年代がその想像力をつくっていくのかもしれない。たとえばインターネット、テレビ、漫画、j-pop(ほんとこの界隈なんと呼ぶのが相応しいのだろうか)。少なくともインターネットというかwebの世界は端的にジョブズの死が象徴的だった。

僕自身は相変わらず暗い大学生かつを送っているけど、世の中の未来は多分明るいと思う。東京五輪で煽られるような形ではなく、もっと根源的なところで明るさを持つようになるはず。わからん。

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