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 年長の方に対して失礼がないよう丁重な態度をとるよう心がけるのだけど、とりあえず腰を低く出しゃばらないようにしておけば良いと単純にしか構えていなかったあまり、例えば飲み屋で「おっまえ生意気な奴だなあ」などとなじられながら酒の席の作法を教わるとか、そういういわゆる社会経験をあまり経てこないまま早2年が過ぎてしまい、そして22歳という年に自分自身が震えおののき、底に更に「年相応」というワードが殺しにかかるわけで、結局どうなるかというと、生意気にならないよう気をつけ腰を低くする一方で気が利かず、人前で挙動不審な行為をとってしまい、ああ駄目な22歳だなあと自認する一方で、他人からも駄目な奴だなあこいつはなどと思われているに違いないと考えながら、更にでもこういうことを考えることもまた卑屈なのだなあと、勝手に自己嫌悪に陥りつつやっぱり生意気であるなあ自分、と思うわけです。ここまでで一文。

 しかし考えてみれば20代をもって若者なわけだからなあ、浅薄であることを恐れてはいけないのかもなあ。まともに生意気であったほうがマシなのかもしれない。

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